女性研究者支援『花王 Crescent award』

女性研究者支援 『花王 Crescent award』(指定校制)

この事業は指定大学・研究機関を通じて募集しています。
(応募者個人からの直接の出願は受け付けておりません)


女性研究者支援プログラムの目的について

当財団は、日本の女性研究者の割合(特に工学・理学分野)が他国に比べて低い現状と、任期付き雇用の研究者がライフイベント等により研究継続を断念せざるを得ない状況を打破するため、女性研究者及びそのパートナーのワーク・ライフ・バランスに配慮し、研究の継続を助けるための使途自由度の高い助成プログラムを立ち上げることといたしました
任期付き雇用の優秀な女性研究者が研究継続できるロールモデルを増やし次世代へと繋ぎ、日本の科学技術研究の振興・発展向上に寄与するとともに、男女共同参画社会の形成を促進し、より良い社会の実現を目的といたします。


応募資格

下記の2点の条件を満たす方を対象。

  1. 当財団が指定する大学・研究機関に所属する任期付き雇用かつ「表面の科学」(※1)の<化学・物理学分野>の優秀な女性研究者。
    (※1)表面の科学とは下記のように広義に理解しています。
    固体表面、固液界面、触媒、超微粒子、コロイド、分子集合体、ナノマテリアルなどにおける新規な作成法、計測法、新規物性発現、機能創出、デバイス展開など界面と表面の科学に関する研究
  2. ワーク・ライフ・バランスを考慮しながら、今後も長く研究活動の継続を希望される方。

選考について

推薦された申請書類を基に理事会にて決定。


花王 Crescent award の内容について

助成金額 一人100万円、15名程度
使途について 被推薦者本人の研究 及び 研究を遂行する為に必要な諸費用(※)全般を可能とする。
(※)補助研究員の人件費、学会等参加時や研究継続の為に必要なシッター・ヘルパー費、学会旅費・参加費 等
使用期限 2年度内にわたり使用可能。

申請書類等について


申請書類

書類の返却はいたしません。

(ア)申請書
(イ)推薦書
(ウ)報告書


指定大学・研究機関について

※当財団の助成・顕彰事業において、研究者の採択実績が高い大学・研究機関を指定校として選定しており、毎年見直しをしています。

推薦依頼大学・研究機関
北海道大学 東北大学
筑波大学 物質・材料研究機構
東京大学 東京工業大学
理化学研究所 慶應義塾大学
千葉大学 名古屋大学
大阪大学 神戸大学
九州大学

<2023年9月現在 13大学・研究機関>